メンテナンスについて
solnteのほとんどの商品は、仕上げに植物性のオイルを塗ってあります。(家具はオイル塗装+WAX仕上げ)
オイル塗装は、水や汚れから製品を守るだけでなく、木の持つ味を存分に引き出してくれます。ちょうど石が水に濡れると艶やかになるように、オイルを塗ると木は発色が鮮やかになります。そして、時間が経過するにつれてその色味は味わい深く変化していきます。
主に使用しているESHAの特徴として、浸透性が高いため、植物性オイルの中では水分や汚れに強いです。家具や小物はそのままメンテナンスをしないでお使いいただくことも出来ますが、徐々にオイルやwaxの効果が薄れ表面は最初の艶やかだったころに比べ乾いた感じになってきます。(家具や使い方・保管場所などにより差があります。)
そのため、定期的に、メンテナンスをしていただくことで、使い初めと同じような質感(さらさら感)を保つことができます。使い始めて、「購入当時よりもさらさら感がなくなってきた」、「水はじきがわるいみたい・・・」とお感じになればメンテナンスをお勧めします。
ソルンテの家具はお渡し時にはESHAの米ぬかWAXを塗布してあります。このwaxでメンテナンスしていただければいいのですが販売品は大きなものしかなく保管が難しいため、個人で時々しか使わないという方にはあまりお勧めできません。(長期間保管することでwaxが徐々に硬化します。完全硬化する前に専用薄め液で伸ばすと保管状態を長く保てます。)もちろん個人でも購入は可能です。ご希望の方は小分けでお分けすることもできますのでお問い合わせください。
植物性のオイル塗装の上に塗ってもOKと表示されているwaxであればどんなwaxでもお使いいただけます。(念のため、目立たない所に塗布してみることをお勧めします。)私たちが、メンテナンス用としてお勧めしているwaxはHOWARD(アメリカ)社の2タイプです。ソルンテでも販売していますので、ご購入希望の方はそれぞれの問い合わせフォームからご連絡をください。
- 家具のメンテナンス:Feed-N-Wax ビーズワックス(蜜蝋)、カルバナワックス、オレンジオイルを配合したワックス。ワックス成分による保護と艶出し効果があります。
- カトラリー等の直接触れる小物:Butcher Block Condtioner アメリカの食品医薬品局の規定をクリアしていて、食品に直接または間接的に触れても安心です。
用意するもの
- メンテナンス用ワックス
- ウエス(なるべく白い綿布)
- ビニール手袋(必要であれば)
お手入れ方法
- 塗布する面の汚れや水分を拭き取ります。
この時点で、ざらつきがかなりある場合は、waxを塗ってもだめな場合がありますので、詳しいことはお問い合わせください。
- ウエスにwaxを少量とります。
(米ぬかwaxの場合はよく振るか割り箸か何かでよくかき混ぜてください。) - 2.でwaxを塗る面に薄くのばしていきます。
コツは、waxをなるべく均一に薄く塗りのばすことです。
厚いままだと、白く残ってしまったり、いつまでも乾かずにべたつく原因になります。 - 均一に塗り伸ばします。
仕上げは、できればwaxのついていないウエスで木目方向に全体に伸ばします。 - 30分程経ったらきれいな布で磨くように拭いてください。
※米ぬかWAXの場合は使った布は自然発火を避けるために濡らしてから処分してください。
投稿日 : 2016年6月25日