傘立て　OT-2405

オーダーをいただき、傘立てを作らせていただきました。
はじめての試みで、どんなデザインにしようかワクワクとしながら考えさせていただきました。

お好みの樹種や雰囲気をお伺いしながら、イメージを近づけていきデザインが決まります。

今回はブラックチェリーで作らせていただきましたが、お店にも一つさくら材で制作をしました。

普段ははじいたり、裏面にする白太を足に使い、貫となる部材とも色味が違うのですが、そこはあえてどんな感じになるのか実験的な制作です。
また、白太は強度的にも心配される材ですが、今回は強度が必要な家具ではないことからその意味でも実験的に作ってみました。大きなピンホール
もあえてそのままに。
地域の木材を使ってモノづくりをするには、これまで私たちがリスクと思っていたことを逆手に取ったり、魅力に変えていく必要があって、それは意識の転換だなぁと感じています。木が育ってきたそのままの姿が美しさになれるように、モノづくりも考え方も磨いていきたいと思っています。

Wさん、オーダーしてくださいましてありがとうございました。